










こちらのスザニは、実際に生活の中で使われていたものです。
そのため、シミ、ほつれなどがございます。
それも古布の持つ味わいとして、愛でていただけたら幸いです。
1960ー70年代を中心に、ソ連時代のウズベキスタンで製作されたスザニご紹介しています。
当時はウズベキスタンは旧ソビエト連邦領であり、ウズベク・ソビエト社会主義共和国という国名でした。1991年のソ連崩壊により、ウズベキスタン共和国として独立しました。
**********
スザニとは、「布を刺す」というウズベキスタンの語源からなる手刺繍の布のことです。
技法として特徴的なのは「ブハラ・コーチング・ステッチ」です。びっしりと面をこのステッチで埋めていきます。
コーチング・ステッチの「コーチング」は「伏せる」という意味で、模様の端から端まで渡した糸を適当なところで、短いストレート・ステッチで留め付けていくステッチです。
ブハラ・コーチング・ステッチは、留め付けるステッチを斜めに渡すのが特徴的です。ボスマステッチとも呼ばれるようです。
他には、オープンチェーンステッチやチェーンステッチ、クロスステッチ(イロキ)などが使われています。
コットンまたは化繊地に、綿または絹の糸で刺繍されています。
ご紹介しているスザニを仕入れたのは、
トルコのアンタルヤ在住、ミフリの野中幾美さん。
トルコのみならず、ウズベキスタンの手工芸に興味を持ち、
収集してきました。
女性たちが刺繍している様子に思いを馳せながら、
壁にかけたり、ソファやベッドにかけたりして、
ご愛用いただけると幸いです。
サイズ:約175×145cm
佐川急便でのお届けとなります。
ご入金確認後、3日以内に発送いたします。
*GW、年末年始、海外出張など、発送業務を休業する場合がございます。その場合はトップページに掲示いたします。ご不便をおかけしますが、何卒、ご了承くださいませ。